教育コース紹介(航空宇宙/生体・ロボット)

教育コース

 機械工学科ではこれまでも、“大学に入ったことが実感できる”教育を目指し、1年次から演習科目を通じて機械工学の各専門科目習得に必要な理系基礎科目を興味を持って学習するためのカリキュラムを設定しています。平成13年度からは、さらに、自分の希望する分野で広く社会から必要とされる機械工学技術者・研究者になりたいという皆さんの要望に対して専門科目履修の指針を与えることを目的として、二つの教育コースを設定しています。

 

 生体・ロボットコース: 45名程度

機械システムのインテリジェント化技術や、医学と工学がオーバーラップした領域での新技術開発者を目指す人向け

機械工学の基盤となる基礎力を身につけながら、知能化機械やロボットなどの計測制御技術に基づく機械システムを構成・設計する能力、デジタル化されて取得された生体情報を解析するための基礎プログラミング技術などを系統立てて学べるよう、カリキュラムが設計されています。ロボットアームの設計や移動ロボット制御などを題材とする実習科目が配置されています。

生体・ロボットコース生体・ロボットコース

 


 

航空宇宙コース:45名程度

航空宇宙や環境エネルギーに関連する幅広い舞台で活躍する機械の開発技術者を目指す人向け

機械工学の基盤となる基礎力を身につけながら、特に航空宇宙産業において利用される技術とその原理の習得を系統立てて行えるようカリキュラムが設計されています。航空原動機学が必修であるほか、2年次のものづくり創成実習ではグライダー・ロケット製作、3年次の演習ではオリジナル航空機の設計と性能評価試験などを行います。

学生によるオリジナル航空機のコンセプト動画:その①その②

AirplaneFrameC航空宇宙コース

 


 

これらのコースは、材料力学・流体力学・熱力学・機械力学・制御工学といった機械工学の基礎となる科目の徹底した修得に加え、皆さんにとって興味ある分野のために必要と思われる知識を、機械工学という広範囲な学問領域の中から効率良く修得していただくために、その指針となるカリキュラムを指定したものです。ですから、どちらのコースで卒業しても、JABEE認定プログラムですので、 機械工学技術者として必要な基礎知識を身につけることができます。また、他のコースの講義を受講することもできますので、皆さん一人一人の希望によって修得できる知識をより広範囲なものにすることも可能です。つまり、この教育コースは自分の将来に夢と目標のある皆さんをサポートするシステムです。

 

コース選択のために:教育コースに関するQ and A

機械工学科の教育コースについてよりよく理解して頂き,良い選択をして頂くために,教育コースに関する Q and A のページを設けました。ここをクリックしてご覧ください(新しいウィンドウ/タブが開きます)。


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