
初めは,義手,義足,義眼など体(医療)関係の機器に興味を持ちました。
そこから医療器械を調べていく中で、様々な医療器械があることを知りました。
人々が病気やけがなどを治すのに少しでも助けとなる機器や技術の開発に携わりたいと思い、工学部を志望しました。

学科については、化学的な面から医療に携わっていく化学系の学科と迷いましたが、山口大学工学部機械工学科に“生体・ロボットコース”というコースがあるのを知り、そこを志望することに決めました。
男ばかりのイメージの工学部に入ることは不安もありましたが、周りの友達の中で工学部に進む子もいたのでその友達と、「何とかなる」と励ましあいながら頑張りました。

大学の講義では基本的な座学に加え、工場見学や現役社会人の大学OBによる講演などがあります。座学だけでは将来に対しての明確なイメージを掴みにくい工学分野ですが、実際の製造現場を見学し、講演ではOBから直接学部時代の講義の様子や社会に出てからの重要性等を聞くことにより、将来に対してのモチベーションを上げることができました。
興味深かった講義としては、3年次に行われる実習です。この実習では、自分たちでロボットアームの仕様の決定・設計・制御・製作などを行い、目的の動作を行うロボットの開発を行いました。自分たちが座学で習っていることが実際のものづくりにどう関わってくるかがわかり、とても良い勉強になりました。
将来は医療系の機器の開発に携わりたいと思っています。
大学で学ぶうちに“ものづくり”とは何か,技術者とはどうあるべきか、ということが分かってきました。
医療系の機器の開発は直に人命に関わることなので責任は重大だと思いますが、その分やりがいを感じることができる魅力的な仕事だと思います。

勉強に対する姿勢です。
大学では、何も強制されない自己責任ですので、自分から学ぶ姿勢をとることが大事になると思います。
実際に大学に通っている先輩の声(講義だけでなく生活全般について)はとても大事だと思います。
気になる大学があるのなら、絶対にオープンキャンパスには行くべきだと思いますし、私も行って先輩の生の声が聞けて良かったと思っています。
勉強に対するモチベーションも上がりますから。